登山好きな人はネパールに行くとトレッキングをしたくなるのではないでしょうか?
しかし、このトレッキングは結構お金がかかります。
なるべく安く行こうとすると自分ですべてやらないといけない。
そこでみなさん考えるのがガイドは必要か不必要か?



ネパールでトレッキングをする場合にガイドは必要か不必要か?

私はネパールのトレッキングはエベレスト街道のカラパタールまでとアンナプルナのベースキャンプまでの2つに行ったことがあります。
エベレスト街道はガイドをつけて、アンナプルナはガイドなしで行きました。
その経験からガイドの必要性について紹介していきます。

トレッキングでガイドをつけるメリット

道に迷わない

道に迷わないのは当然で、そのためにガイドを雇っているわけですし…。
エベレスト街道もアンナプルナも複雑な道はないので地図さえ持っていけばおそらく迷子にはならないんじゃ?という道です。
なのでガイドを雇わなくても迷うことは、そこまで多くありません。
しかし、たまにわかりづらい分岐があったりします。
シーズンのエベレスト街道は人がたくさんいるので比較的大丈夫なのですが、アンナプルナになると人が少ないので道は間違いやすいです。
私も1回道を間違えて変な獣道を30分くらい進んでしまったこともあります。

工程の相談ができる

トレッキングでは基本的に標準的な工程でスケジュールを決めます。
しかし、体調がすぐれないとか、もっと急ぎたいとかで工程を変更したくなる場面もでてくると思います。
急ぎたいから工程を短くするのはおすすめできませんが、ガイドがいる場合はその計画に無理があるのかとか?進む距離を短くする場合は次はどの村に宿泊するか?などを教えてもらうことができます。

無理や危険な行動を止めてくれる

私は危険な行動を止めてくれる点は重要なポイントだと思っています。
というのも私はアンナプルナで少し無理をしたせいで危険な思いをしたからです。
アンナプルナB.Cに向かう最終日、私はアンナプルナB.Cの一つ前の宿泊施設のある場所まで進んでいました。
しかしそこに着いたくらいで雷が鳴りだしたのです。
私がアンナプルナトレッキングをしていた時はモンスーン期に入る手前くらいの時期で毎日15時くらいから雷が鳴っていました。
しかしその日は13時くらいから雷が鳴りだしてアンナプルナB.Cに向かうかどうか悩んでいました。

何事もなかったが危なかった

この雷は周期があって1度鳴り出しても少し経つと収まります。そしてまた1時間半くらいするとまた鳴り出すのです。
アンナプルナB.Cまでの標準タイムはちょうど1時間半、急げばもっと短縮できる。
そう思い雷が収まったタイミングで急ぎ足でアンナプルナB.Cに向かいました。
その道中はものすごく開けた岩場で左右の離れたところに高い山があるものの、その道中では他に何か高いものもなく、もし雷が鳴りだしたら自分に落ちるリスクは凄く高いなぁと不安でした。
すると、出発してから1時間くらいしたら遠くの方から雷の音がし始めました。
ここでできれば走ってでも進みたいのですが標高は4000m以上あり荷物も背負っているので簡単には走れません。
さらに進んでいくとだんだん雷の音も大きくなりいよいよ危険だなぁといった感じが出てきました。
結局、その時点でアンナプルナB.Cのある建物が目視できたので最後は小走りで雷から逃げるようにしてロッジに駆け込みました。
結果的に何もなかったのでよかったですが、もし雷が来るタイミングがもっと早かったらかなり私は危なかったです。
道の途中で雷が本格的になりだしてしまったら、私は進むことも戻ることも安全な場所に隠れることもできなかったので、今思うとぞっとします。
こういった無理な行動は自分1人だと意外にも決断してしまいます。
なので自分の身を守るためにもガイドをつけるメリットはあります。

悪天候での不安が無い

トレッキングは天気のいいときはさほど不安もなく進むことができます。
しかし霧が出てくると状況は変わってきます。
私はエベレスト街道に行ったときガイドが高山病にかかり登りの最後と下りはすべて一人で行かないといけませんでした。
そして下りの時に霧で視界がなくなった時があったのです。
普通に道を歩いているときはいいのですが、あまりにも広いところを歩いていると、道という細長いものがなくなってしまいます。
なので方向的にはあっているのだろうけど大丈夫なのか?という不安に襲われます。
まったく知らないところで霧に囲まれると本当に不安になります。最悪は迷子にもなりかねないので、そういったリスクを軽減するためにもガイドの必要性はあります

トレッキングのガイドは道案内だけじゃない?

ネパールトレッキングは関所で手続きが必要

ネパールでトレッキングをする場合、ガイドはただ道を案内してくれるだけの人ではありません。
エベレスト街道もアンナプルナも道中に関所のような場所があります。
そこであらかじめ手配しておいたパーミッションにハンコを押してもらう必要があるのですが、初めて行く人はそれを知らないです。
エベレスト街道の時はガイドがすべて行ってくれたので問題なかったのですが、アンナプルナの時は関所の人が慌てて私を追っかけてきてくれたおかげで素通りしなくて済んだ。ということもありました。

宿探しをしなくてもいい

トレッキングをしているときに宿を探さなくてもいいのはかなり楽になります。
ネパールでのトレッキングは小さな村から村に歩いていく感じなので、あらかじめ次はどこの村に宿泊するかは決まります。
しかし、その村でどこの宿に泊まるか?を探すのが面倒。
なのでそれをガイドがしてくれるのはとても助かります。

宿の料金はほどんど同じ

バックパッカーとかですと、宿の料金についてすごく気になると思いますが、意外にもトレッキング中に泊まる宿の料金は大きな差はなかったです。
エベレスト街道のナムチェバザールのような大きな村では、それなりに差は出てくると思いますが、他の村はそもそも宿泊場所が少ないので、そんなにもシビアにならなくても大丈夫です。

荷物を持ってくれるガイドポーターもいる

交渉次第ではガイドとポーターを一緒に行ってくれるガイドポーターという人もいます。
この場合、荷物はバックパック1つ分しか預けれないですが、荷物を背負わなくてもいいのはかなり楽になります。
楽になれば息もあがらなくなり高山病のリスクも減ってきます。
私としてはガイドをつけるならガイドポーターの方がお得かと思っています。
私の場合は普通のガイドもガイドポーターも料金は変わらなかったです。

ガイドの必要性の結論

私はネパールのトレッキングでガイドが必要かどうか?を考えると必要だと今は思っています。
バックパッカーをしていたときはなるべく節約したくてガイド無で行きたくなるのですが、バックパッカーを終えて普通に生活している感覚で考えるとやはり必要です。
私もガイドをつけなかったアンナプルナでは迷子になったり無理な工程をしたりで今思うと本当に危険だったなぁという状態になっていましたし、ガイドに道案内などを任せれるおかげで不安感などのストレスも軽減できます。
またそれが高山病対策に役に立つかもしれません。
他のバックパッカーでガイドをつけずにエベレスト街道に行ったら高山病にかかって引き返してきたという人もいました。
また、高山病もどの症状になったら引き返す必要があるのかも素人ではわかりません。
ネパールでのトレッキングはそういったいろんな不安要素があるので、道案内だけでなく、そのほかのメリットの多いガイドはなるべくつけて登った方がいいかと思います。
そして、複数人でもガイドは1人で済むので、なるべく複数人で参加することがおすすめです。