海外では標高の高いところに都市もあるので普通に旅行をしているだけで高山病になるリスクがあります。
ではそういった高山病と海外登山やトレッキングの高山病はどういった違いがあるのでしょうか?
今回は海外での登山・トレッキングでの高山病経験について紹介していきます。



海外登山やトレッキングでの高山病の症状や対策

私は海外旅行中に普通の旅行者が登れる登山やトレッキングをしてきました。
登山ではボリビアのワイナポトシやタンザニアのキリマンジャロ。
トレッキングではエベレストのカラパタール(ベースキャンプ付近)やアンナプルナB.Cなどに行ってきました。
標高はいずれも5000m以上となり、ワイナポトシに関しては6000mを超えます。
ではそんな標高で高山病にならなかったのか?というとしっかり高山病にはなっていました。

登山・トレッキングでの高山病症状

では実際に高山病はどんな症状だったのか?がみなさん気になると思うので、そこを紹介していきます。

高山病の症状が出始めるのは4000mを超えてから

私は体質的なのか4000mを超えたくらいから高山病の症状が出てきます。
体が標高の高いところに慣れていないと2000m後半くらいから違和感程度の頭痛(頭が重いくらい)は出てきます。
4000mを超えたくらいから、まだ弱いですが徐々に頭痛はしてきて高山病の初期症状が出始めたなぁと思います。
この時の症状はそんなにもつらくありません。違和感から高山病が出始めたなぁって感じで、日本にいても気圧が低くなると頭痛がする人はいると思いますがそれよりも弱いです。
風邪でいうほ37℃台前半くらいの症状です。

はっきりと高山病の症状が出るのは5000m付近

4000m付近では違和感くらいの高山病も5000mまで標高を上げるとかなりはっきりと症状が出てきます。
ずーっと頭が重いような頭痛はしますし、37℃台後半以上の熱はあるんじゃないか?というような症状が出てきます。
何より体がだるいです。体がだるいので寝ていると起き上がるのもおっくうになるぐらいです。
イメージとしては38℃前後の熱が出るくらいの風邪をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

5000m以上のトレッキング

トレッキングの場合は基本的にゆっくりと緩やかな道を進んでいくの高山病の症状がでてもそこまで結構進めます。
エベレスト街道では最後の5000m以上にある宿(ゴラクシップ)での1番は高山病で辛く、そのあとのカラパタール(丘なのでそれなりに傾斜はある)までの片道1.5時間の道のりがとてもつらかったです。
辛いのは体が動かないことです。
とにかくだるい。頭痛もするのですが、体のダルさが私は辛かったです。そして傾斜のあるところを歩くとすぐに息が上がってしまうのでなかなか進めません。

5000m以上の登山

登山とトレッキングは何か違うのか?というと私も正確な定義はしれいません。
しかし、今回の記事では登山は頂上までいくピークハント、トレッキングは頂上まで行かないという風に区別をしています。
頂上までいく登山はその工程はトレッキングよりきつく傾斜もきつかったり雪もあったりで大変です。
高山病というか空気が薄い中で傾斜がきついところで体を動かすのは本当につらく、本当にゆっくりゆっくりでしか進めません。
ひどいと1~3歩進んだら足を止めて呼吸を整えまた3歩進むという感じになります。
私は吐き気自体はしなかったです、無理して進んだらおそらく吐いていたと思います。

登山の高山病で危ないのは気力がなくなること?

私が登山での高山病の危険は気力がなくなってしまうことだと思います。
酸素が無いと、自分でもびっくりするくらい気力がなくなります。
本当に常に自分を鼓舞していないと、足を前に出すことも面倒になってしまいます。体に力を入れること自体面倒になってしまい、すぐ転んでしまいます。
なのでピークハントで5000m以上の標高に登る場合は、絶対に少しでも前に進む、一歩でも足を出すことを強く思うことが意外にも大事になってきます。

高山病での睡眠

トレッキングにしろ登山にしろ標高の高い場所で眠ることになります。
寝ると呼吸が浅くなり高山病になりやすいと言いますが、私は寝ていていきなり体調が悪化したことはありません。
しかし、あまり寝れないです。どうしても頭痛がするし、体もだるい。
標高も5000mを超えたくらいだと38℃の熱がある風邪のような症状によくなっていたので、とにかく寝づらいです。
さらに水をたくさん飲むのでトイレに近くなる。
標高の高い場所では眠ることより横になって体を休めるくらいに考えておいた方がいいかもしれません。

トレッキング・登山での高山病対策

高山病対策で一番需要なのは酸素の薄い標高に体を慣らすこと。高度順応をしっかりと行うことです。
5000m~6000mの標高に登ろうとして海抜0mからいきなり登ろうとしても無理です。
しかし、毎日のようにそのくらいの標高に登っている現地ガイドにとっては、そんなに苦になりません。
6000m以上が目標なら事前に5000m級の山に登っておくなどするとだいぶ楽になるはずです。

エベレストB.CにいってからアンナプルナB.Cに行った話

私はネパールにいる時最初エベレストB.Cに行きました。
その時はやはり高山病は辛くゆっくり行動をしていてもやはり高山病になってしまいました。
しかし、そのあとエベレスト街道のトレッキングが終わりカトマンズに戻り、ポカラに移動してアンナプルナB.Cに行きました。
アンナプルナB.Cは4500mないくらいの標高だったのですが、まったく高山病の症状が出ませんでした。
標高が4000m台ということもありますが、やはり事前にエベレストB.Cに行っていたのでそこで標高の高い場所に体が慣れてくれたおかげだと思っています。

海外旅行の登山・トレッキングの高山病のまとめ

海外で登山やトレッキングをする場合、日本では行くことのできないような高い標高まで行けてしまいます。
その分、高山病にはかかりやすくなります。
高山病にならないための対策として一番有効なのはやはり高度順応をしっかりすることだと思います。
エベレストB.Cに行ったときに私は動けるものの頭痛や倦怠感はかなりあり高山病の症状がしっかりでていましたが、慣れたガイドやポーターは軽々と登っていきます。
他のピークハントの登山でも同じです。
人間の体はある程度の標高までなら体を慣らすことができるようなので、体質もあると思いますが、なるべくゆっくり標高を上げることが高山病にならないためにもっとも重要な対策なのかもしれません。