南米を旅していると、よく耳に入ってくる登山の情報。
そのなかでもボリビアのワイナポトシの情報はよく聞くのではないでしょうか?
ワイナポトシは普段から登山をする人も、そうでない人も登っている山です。そして6000m峰。
今回はそんなワイナポトシの登山について詳しく紹介していきます。




バックパッカーに有名なワイナポトシ登山の詳細inボリビア

ワイナポトシの概要

ワイナポトシ
ボリビアの首都ラパス(4000m前後)からトレッキング会社にツアーを申し込んで参加するのが一般的。値段は1万円~2万円くらいで宿泊、食事、水、送迎、登山用具レンタル込み。
世界一簡単な6000m峰とか誰でも登れる6000m峰として有名。ラパスの街も4000m近くあるしウユニに行った場合もそこは富士山山頂くらいの標高なので、ある程度高度順応ができた状態から始められるのもメリットな山です。
ツアー内容は1泊2日と2泊3日とあるが値段はそんなに大きくは変わらない。もちろん1泊2日の方が少し安い。
2泊3日の方が高所順応ができるので登頂率は上がるようだが、どうせ軽かれ重かれ高山病にはなるので辛い期間が短いのと値段の問題で私は1泊2日で参加しました。

ワイナポトシの工程

ワイナポトシ登山1日目

ワイナポトシ
1泊2日の場合は初日にベースキャンプ(4700m)に車で行き、昼食。そのまま荷物を持ってハイキャンプ(5130m)に移動。ここまでの道のりに雪や氷はない。
ハイキャンプに山小屋があるのでそこで夕食を食べて深夜0時くらいまで仮眠。準備をして深夜1時くらいには出発します。

ワイナポトシ登山2日目

ワイナポトシ
山小屋から出発して岩場を少し降りるとそこからは雪が積もっているのでそこでアイゼンを装着します。
そこからは、もうただ登るだけです。明かりは月明かりとヘッドライトのみなので周りの景色なんてさっぱりわかりません。
歩き始めて最初はなだらかな登りなので、そこまで苦なく進めます。が途中から傾斜がきつくなり、さらに雪の量が増えてくると辛いです。1歩進んでも雪が柔いので半歩ずり落ちてしまい、なかなか進まない。頑張って踏ん張ると酸素使うから辛いし…。で何とかそこを上ったと思ったら氷の壁(5mくらい)がでてきた。前情報じゃ氷の壁はないはずなのになんで?と思ってもしょうがないので壁に取り掛かる。私は登山経験はあっても壁の経験はない。がしかし3点支持で登っていくことは知っている。なので左手でピッケルを指し右手で氷をつかんだら柔くてすぐ崩れる。なので右手は添えるだけ。左手のピッケルで踏ん張って足のアイゼンの前爪を高いところにめり込ませる。両足のアイゼンの前爪を突き刺したら。左手のピッケルを抜き、さらに高いところに突き刺す。がここで問題がある。右手は添えてるだけなので上半身を支えることができない。なので足のアイゼンに頑張ってもらいピッケルはそっと抜き、後ろの重心が行かないように次の位置に差し込むという、とても危なっかしい方法を強いられた。
もうこの壁を上った時点で体力はだいぶ消費してしまった。他のグループをみると誰もその壁を登らず迂回してる。何故私だけ…と思ったが、また進む。途中なだらかな登りの部分もあるので周りを見るとラパスの街の夜景が遠くに見える。そして上を見ると天の川も見える。というかボリビアにいるときはほとんど毎日天の川は見えた。

ワイナポトシの頂上付近
ワイナポトシ
そして最後に傾斜45度くらいの斜面を迂回しながら登って登頂なのだがこの傾斜45度はなかなかハード。道はあるようでなく。前の人が歩いた足跡に自分の足を入れる感じで進んでいく。がまた問題が起きた。
私が最初にその右足の足跡に左足を踏み入れてしまった。そしてあるところで右足を進ませようとすると足が出せない。原因は傾斜がきつすぎて私の体と山の壁に隙間が無くて右足が出せないのだ。なので途中で足跡を強引に1歩飛ばした調整をしたが、これまたきつい。そもそも傾斜45度の雪道は辛い。さらに標高も6000mには達しているので、そう地上にように体は動いてくれない。が頂上はもう見えているのであとは死力を尽くして頑張って何とか登頂。
景色はやっぱいいのだが、酸素が少なく疲労困憊なのでそこまで景色を楽しんでいる余裕はない。

頂上からの下山
ワイナポトシ
下山はガイドに急かされ、転がるように降りるんだぁと言われ、やなこったと思いながら下山。
下山時は明るくなっているので周りが見えるのだが、そこで初めて自分が登ってきた道を確認できる。意外にもクレパスの多いところを歩いてたんだなぁと実感。
ヘロヘロになりながらハイキャンプに戻り、寝袋などを回収してベースキャンプまで下山。

ワイナポトシを登った感想とまとめ

もうね酸素が無いせいでほんとは動きたくないくらい辛かった。
ラパスについてからも死にそうな状態は続きとりあえず寝ようと思ったが値付けず。レセプション横でネットをいじってたら、ある時ふと体調が戻った。ラパスに戻ってから2時間ぐらいだった。
やはり高山病は辛いなぁと思い、もう当分、登山はいいやと思った体験でした。
でも富士山山頂以上の標高で高山病が治るなんて、富士山登山なんて散歩みたいなものだな、と思えてきました。

次回はベネヅエラのロライマ山

今回はボリビアのワイナポトシについて紹介させていただきましたが、そのほかにもいろんな山に登ってきました。
そのなかでも旅人に人気なのがベネヅエラのロライマ山です。
標高は2000m台ですし難所ものないですが、工程が長いです。
しかし、その景色はその場所でしかなかなか見ることのできないオンリー1の景色なのでとても人気があります。
ロライマ山についてはイッテQでイモトも登ったロライマ山に行った体験談の記事で詳しく紹介していきます。