この前、珍しく実家に住む父親からメールが届いた。
内容は母親が車で買い物に行くときにアクセルとブレーキを間違えて発信したせいで隣の家のフェンスに激突したとのことだった。
ついに自分の親もそんなことをする年齢か…と思って少し心配になった出来事です。
私は東京住まいで親は田舎暮らし。私が親の面倒を見るためには仕事を辞めて田舎で就職しないといけなくなる。しかし、なるべくなら私は東京でこのまま仕事を続けたいと思っています。
そんな時に、前に仕事で少しお世話になったセキュリティ会社のサービスを思い出しました。
こんな私と同じ悩みを持っている人も多いのではないかと思い今回は離れた家族のセキュリティ対策について紹介していきます。



高齢になった親の見守りサービス

見守りサービスとは

高齢の両親と離れて暮らしていると、健康状態が気になるもの。「バランスの良い食事はとれているのか」「詐欺などのトラブルに巻き込まれていないか」「転んだりケガをしたりしていないか」など、不安を挙げればきりがありません。
そんな遠方で暮らす家族の心強い味方になってくれるのが、見守りサービスです。見守りサービスを活用すると、遠くにいる家族の代わりに高齢者をサポートしてくれます。

受けられるサービス

見守りサービスには、「訪問型」「センサー型」「オート電話・オートメール型」「カメラ型」「宅配型」など、さまざまな種類が存在します。24時間の監視をはじめ、安否確認や緊急時の対応、安全確保や駆けつけなど、高齢者の状況に応じたサービスを受けられます。

見守りサービスの特徴

見守りサービスの提供は、主にセキュリティ会社や郵便局などが実施しています。費用は月額請求が一般的で、介護保険が適用されないため、全額自己負担になります。介護レベルが高くなく、ある程度自立した生活を送る高齢者に向いているのが、見守りサービスの特徴です。

センサー型見守りサービス

センサー型見守りサービスを利用すれば、センサー機能で高齢者の日常生活動作を把握できます。
センサー型見守りサービスとは高齢者の自宅に設置されたセンサー機器の感知によって安否確認を行うサービスです。センサーが感知すると、家族のPCやスマートフォンなどに連絡がいきます。サービス提供者がセンサーを管理し、非常時と判断した場合は高齢者の自宅まで駆けつけるタイプもあります。

費用相場
センサー型の見守りサービスを契約する場合、初回契約料・月額利用料・機器等代金が発生します。よく見られるのは、初回契約料と月額利用料はセットになっていて、機器等代金は別というタイプです。各料金の相場は、初回契約料が約15,000円、月額利用料が約3,000円、機器等代金が50,000~80,000円程度かかります。
火災監視・ガス漏れ監視・ライフリズム監視といったオプションサービスを提供する企業もあります(いずれも月額500円前後)。

センサー型見守りサービスの特徴とメリット

センサー機能の役割は、感知だけにとどまりません。例えば、センサー機器の電源が入った状態で長い時間感知しない場合、「親の身に何かあったのかもしれない」と考えられます。転倒や転落などでその場から動けなくなっている可能性もあるため、受信情報を常にチェックし、一定期間以上受診がないときはすぐに対応できるようにしておくことが大切です。

センサー機能の設置箇所と提供会社

センサー機器は、トイレや浴室など部屋ごとに設置するのが一般的です。ここ数年は、冷蔵庫などの家電製品をはじめ、ホームセキュリティとの連動型、ガス・照明・人体で検知するタイプも登場しています。そのため、センサー型の見守りサービスを提供する企業は家電メーカー、セキュリティ会社やガス会社など、幅広い民間企業から選べるのが特徴です。

訪問型見守りサービス

訪問型見守りサービスとは地域密着型の企業が提供する訪問型見守りサービスです。同じ地域に住む介護スタッフがサポートしてくれるので安心です。
専任のスタッフが高齢者の自宅を定期的に訪れて、安否確認をする訪問型見守りサービス。専任のスタッフは、高齢者から相談を受けたり、食事の摂取状況を聞いたりして、訪問した日の記録として残します。高齢者と離れて暮らす家族は、スタッフから訪問記録を伝えてもらい、心身の健康状態を把握するという仕組みです。

費用相場
月1回30分の訪問で月額1,980円、月1回60分の訪問では月額2,480円程度です。

訪問型見守りサービスの特徴とメリット

訪問型の場合は、主に郵便局や電気・水道などの会社がサービスを提供しています。局員や検査員は、日ごろから管轄エリアを巡回しているため、地域との関わりが深い存在です。そうした土地勘に強いスタッフを訪問させることで、地域情報の提供や犯罪防止といった「包括的な相乗効果」も期待できます。

郵便局が提供する訪問型見守りサービスの例

郵便局では、局員が高齢者の自宅を訪問するサービスを提供しています。月額の費用は、訪問回数に応じて変動するシステムです。訪問後は、その記録を家族に報告します。身元のしっかりとした馴染みある局員が訪れるだけでなく、郵便局ならではの離島や過疎地を対象としたサービスも魅力です。

オート電話・オートメール型見守りサービス

オート電話・オートメール型の見守りサービスを利用すれば、電話もしくはメールから高齢者の健康状態を知ることができます。
オート電話・オートメール型とは自動配信の電話もしくはメールを通して、高齢者と家族が安否確認のやり取りを行えるサービスです。今回ご紹介する5つの見守りサービスの中では、最もシンプルで安価なタイプになっています。

費用相場
オート電話・オートメール型の利用時にかかる費用は、初回契約料と月額利用料です。ただし、初回契約料は、提供側によっては発生しないところもあります。各費用の相場は、初回契約料が約2,000円。月額利用料は、固定電話が約800円、携帯電話が約1,200円です。

オート電話・オートメール型見守りサービスの特徴

サービスを受ける高齢者は日々決められた時間にサービス提供者から電話もしくはメールが高齢者に配信されます。その際、高齢者は健康状態や安否確認を問われます。
電話の場合、複数の回答が用意されていますが、当日の健康状態に合わせてプッシュボタンを選択するだけのタイプもあるので、比較的容易に利用できます。メールの場合は、質問内容に返信すれば完了です。
それに対して家族側は高齢者から定期的に送られてくるメッセージを確認できます。電話の場合は、高齢者が選択したプッシュボタンの内容が反映されます。メールの場合は、シンプルな定型文で表示される情報から、高齢者の安否を把握できるようになっています。

カメラ型見守りサービス

カメラ型見守りサービスとは1台のカメラが高齢者と家族、サービス提供者をつなぐ、カメラ型見守りサービス。24時間の監視はもちろん、SOSなどの駆けつけ対応も実施する心強いサービスです。
高齢者の自宅に設置されたカメラを通して、遠隔地から健康状態などを確認できるのがカメラ型の見守りサービスです。提供者による24時間・365日体制での監視が実施されているだけでなく、高齢者からの緊急時の呼びかけなどにも対応しています。

費用相場
カメラ型のサービスを利用すると、初回契約料と月額利用料が発生します。ただし、初回契約料はカメラの設置・管理などの保証金としている場合もあるため、解約時には返金されます。初回契約料が約50,000円程度、月額利用料が約8,000円以上というのが、大体の費用相場です。

カメラ型見守りサービスの特徴

使用するカメラは、設置するだけの簡易タイプが主流のため、大がかりな工事は必要としません。カメラには録画機能が搭載されていて、その映像は家族も確認できるため、高齢者のリアルタイムの行動はもちろん、過去の行動を把握できる点もメリットです。
配信映像はスマートフォン、タブレット、PCといった各種デバイスでの対応が可能で、キャリアも幅広く対応しています。

カメラ型見守りサービスの提供会社

セキュリティ会社が主体となり、緊急時のSOS対応や24時間監視などのサービスを提供しています。例えば、家族の勤務中や深夜の時間帯に高齢者が転倒したとしても、セキュリティ会社が迅速に駆けつけてくれるため、安心です。

宅配型見守りサービス

宅配型見守りサービスとは食事や郵便物などの宅配時に、高齢者の健康状態や安否の確認をするのが宅配型の見守りサービスです。
平日週5回の食事の宅配時に、配達員が高齢者の健康状態などを確認します。サービス形態は訪問型と似ていますが、宅配型には食事提供があるのが魅力。食事の内容も、高齢者が食べやすい柔らかさや、健康に配慮されたメニューから好きなものを選べます。

費用相場
基本的に、週5回・1日2食(昼と夕)の食事代の中に、見守りサービス料が含まれています。食事代の相場は1食につき500円前後。月額で換算すると、約20,000円が宅配型の費用相場です(1日2食での計算)。

宅配型見守りサービスの特徴

サービス提供者は、主に食事の宅配を展開している企業です。宅配業者ならではの地域ネットワークは生かせるものの、市場規模はまだ小さいのが現状です。
また、食事の宅配時間は大体決まっていて、1人の配達員が複数の高齢者宅を巡回することから、緊急時の対応が今後の課題になっています。あくまでも宅配サービスの延長なので、巡回スタッフに介護や食事の栄養に関する専門的な知識がないという点はデメリットといえるでしょう。

※記事内でご紹介している費用相場は、あくまでも目安です。

おすすめはセンサー型見守りサービス

これまで見守りサービスの種類を紹介してきました。
ここまで読んでいただいた方には結局どのサービスが一番いいの?と疑問に思う人も多いかと思います。
それは、その人のライフスタイルによっておすすめするものは変わってきますが、私はセンサー型見守りサービスをおすすめしています。
というのも、このサービスは大手のセキュリティ会社が力を入れているからです。
そして、セキュリティ会社が提供しているサービスなので緊急時にすぐにガードマンが駆けつけてくれるのが最大のメリットだと考えています。

セキュリティ会社のセンサー型見守りサービス

日本でセキュリティ会社と聞いてどの会社をみなさん思い浮かべるでしょうか?きっと「ALSOK」か「SECOM」のどちらかだと思います。
この大手2社が共にセンサー型見守りサービスを提供してくれていますので紹介していきます。

ALSOKのセンサー型見守りサービスの概要

ALSOKでは「HOME ALSOK みまもりサポート」というサービスを提供しています。
大きなサービスポイントとしては、以下のようなものがあります。

  • 緊急時のガードマンの駆けつけ
  • 一定時間トイレのドアが開閉しなかった場合にガードマンが駆けつけ
  • ご家族への定期連絡




このサービスで支給してくれるコントローラーは文字が大きくご高齢の方でも見やすく、操作のしやすいコントローラーとなっています。
そして緊急時にこのコントローラーの「緊急ボタン」を押せばガードマンが駆けつけてくれます。
緊急用にペンダント型のコントローラーも用意しているので緊急時にも強い味方になってくれます。
またセンサー型の見守りサービスも提供しているので一定時間トイレのドアが開閉しなかった場合にもガードマンが駆けつけます。
そして、見守り情報はご家族(離れて暮らすご家族)にもメールで通知が届くようになっています。
このほかにも、看護師が常駐するヘルスケアセンターに24時間相談ができたり、予めかかりつけの病院を登録して、駆けつけたガードマンへの引継ぎに役立てることもできます。

SECOMのセンサー型見守りサービスの概要

記述中