webデザインをするうえで重要になるフォント。
デザイナーを名乗る人でもフォントにこだわりの少ない人もいますが、私がこのフォントはデザインをきれいに見せたり、面白く見せるためにとても重要なものだと感じています。
しかしフォント選びに慣れていない人はフォントなんてたくさんありすぎて何をどうやって選べば正解なのかわからないと最初のうちは悩むと思います。
私の場合はタイプ別に分けてこのタイプならこのフォントを使用するとある程度決めてしまっています。
今回はデザイン初心者を対象に現在人気のフォントやおすすめのフォント、フォントの選び方について詳しく紹介していこうと思います。
※この記事は私独自の考えを書いているせいで私独自の言い回しが多くなっていますがご了承ください。



おすすめフォント厳選19種とデザイン初心者がするべき選択方法

フォントの基礎知識

みなさんご存じでしょうがフォントには和文フォントと英文フォントがあります。
和文フォントを大きく分けるとゴシック体と明朝体、あと癖のある癖フォントと大きく分けると3つに分かれます。
英文フォントはセリフ体とサンセリフ体あとは筆記体のような癖フォントとこちらも大きく3つに分かれます。
セリフ体はGaramondやnew time romanが有名な詰めのあるタイプのフォント。
サンセリフ体はHelveticaやArialが代表的な爪のないタイプのフォント。
セリフというのが「爪」という意味でサンというのが「無い」という意味なので詰めサンセリフ体は爪がないフォント、セリフ体は爪のあるフォントとにはます。
日本人には覚えにくいので爪のあるなしで考えると覚えやすいかもしれません。
まれにセリフ体のようでサンセリフ体のようなどっちつかずのOptimaというフォントもあり、このフォントは化粧品関係の美容系で人気のフォントです。

和文フォント-ゴシック体の選び方

和文フォントのゴシック体は大きく分けて3分類に分けると選びやすくなります。

  • 標準タイプ(例:ヒラギノゴシック)
  • オールドタイプ(例:筑紫オールドゴシック)
  • ニュータイプ(例:新ゴシック)

★標準タイプのおすすめフォント★

AXIS

axis
現段階でこの分野ではデザイナーが一番使いたいフォントではないでしょうか?
Apple社のwebサイトで使われたことから人気が出てきたこのフォントは名刺や様々なデザインに使われるようになりました。
しかし、このフォントは値段が高いのがネックでなかなか導入できる会社も多くありません。
webサイトでもwebフォントを使えば使用できるのですが、これも有料なので使いたくてもなかなか使えないということが多く、デザインに強いこだわりがある会社のみ使用している印象があります。

ヒラギノ角ゴシック

フォント
とても癖のなくきれいなフォントmacのパソコンにデフォルトで導入されているのでデバイスフォントとしても使用可能。
weightがたくさんあるので太さを調整しやすい。
デザインをするなら必ずもっておきたいフォントです。

源ノゴシック

フォント
有料フォントを購入するのも費用が結構かかってしまうので、そんな方々におすすめなのが源ノゴシック。
デザインをするとなるとイラストレーター、フォトショップが必須だと思いますが、今はadobe商品を契約すればtypekitのフォントが使うことができ、その中に含まれているフォントです。
weightもたくさん用意されているので、とても使いやすいです。
webフォントでよく使用されているnoto-sansはこの源ノゴシックが元となっているのでこちらでデザインを組めば大きく崩れる心配もなくおすすめです。
★オールドタイプのおすすめフォント★

秀英角ゴシック銀

フォント
秀英角ゴシックは金と銀のタイプがあり金は標準タイプ、銀はオールドタイプのフォントになっています。
もともと秀英角ゴシックはバランスのとれたきれいなフォントで使いやすいです。1つ悩みどころがweightが少ないので、特に文字を太くできないのでそこに使いづらさがあります。

筑紫オールドゴシック

フォント
金属活字時代に存在していたかのようなゴシック体をイメージしながら、全く新しく設計した書体で少し癖があります。しかしその癖がクラシック感を出したいときに力強い味方となってくれます。
伝統あるものや古いイメージを出したいときに使うと効果的なフォントです。
★ニュータイプのおすすめフォント★

新ゴシック

フォント
ニュータイプのフォントとしては一番有名であろうフォント。ふところが広くとられていて視認性が重視されています。
なので交通看板や駅、町の看板によく使われます。
個人的にはふところが広いのが最近のスタイリッシュなデザインとあまり相性がよくなくwebデザインでは少し使いづらさを感じます。
しかし、男らしさとか建築、セキュリティ関係といった力強さや安全性をを表したい時に効果的です。

和文フォント-明朝体の選び方

明朝体は私は2つに分類しています。

  • 標準タイプ(例:黎ミン)
  • オールドタイプ(例:筑紫オールド明朝)

★標準タイプのおすすめフォント★

黎ミン

フォント
標準タイプの明朝体で一番バランスが取れているのではないかと思う明朝体。どんな場面でも使いやすくそして見やすくきれい。
バランスがとてもいい反面、癖が欲しいときには使いづらいです。明朝体を使うときは厳格な印象を出したいときの1つに厳格なイメージを出したいときがありますが、そういった場面には向かないかもしれません。

オールドタイプのおすすめフォント

筑紫オールド明朝

フォント
黎ミンとは違い文字を崩して作っているもののただ崩すだけでなく、力強い打ち込みや伸びやかなハネ、ハライが特徴敵で表情豊かで味わい深い「漢字」「かな」の書風が生きた書体になっています。
やはりこちらも伝統あるもの厳格なイメージのものにしようすると雰囲気が出ます。

A1明朝


漢字のゆったりとしたカーブと、かなの優美な表情が生み出す独特の味わいが特徴です。デジタル書体化にあたって、画線の交差部分に写植特有の墨だまりを再現するなどし、やわらかな印象と自然な温かみを感じさせる新しい書体
映画「君の名は」のタイトルで使われたことが有名です。

和文フォント-丸文字の選び方

筑紫A丸ゴシック

フォント
ふところを絞ったタイプの丸文字で、かわいく幼稚な印象になりがちな丸文字を親しみやすさを保ちつつ大人な印象や伝統的な印象を出すことができる味のあるフォントです。

じゅん

フォント
ふところの広いニュータイプの丸文字、癖がなく親しみやすく子供向けのデザインに向いています。

和文フォント-癖文字の選び方

キリギリス

最近の癖文字では一番人気ではないかと思うこのキリギリス。TAとDSと2種類ありますが、少しだけ形が変わるのと登録されている漢字の量が変わるようです。
TAのほうがケンカ版といった感じですかね。
親近感がほしいデザインやイラストを使用したデザインととても相性がよく、このフォントを使うだけで今風のデザインっぽくなります。
グラフィックデザインやパッケージデザインでよく使用されていますが、webデザインでも使われる機会は多いです。

くろかねEB

テレビ番組「マツコの知らない世界」で使用されていることで有名なフォント。

マティス

こちらは明朝体だが「エヴァンゲリオン」に使われたこともあって独特感が出ている。使用されたweightは「EB」で、見ただけでエヴァっぽいという印象を与えてしまうフォントになった。

コーポレート・ロゴ

無料の癖文字タイプのフォントでは一番使いやすく、使用頻度も高いと思います。
フォントを持っていないけど親近感があるデザインを作りたいというときにぜひ使用してみてください。

英文フォント

英文フォントの記事によくデザインにHelveticaは使うな‼とかHelveticaがきれいすぎる‼などいろんな記事がありどっちなんだよと思うかもしれません。
しかし、そのようなキャッチコピーは人を引き付けるための誘い文句なので鵜呑みにせず、曇りなき眼で見定め決める(←自分の考えに従っての意)必要があるのですが、現時点で判断がつかないという人にも参考になるようにフォントの紹介と少し説明をさせていただきます。

英文フォント-サン-セリフ体の選び方

Helvetica

フォント
ベーシックなタイプのサンセリフ体のフォントになります。
その均整の取れたきれいな作りが評判でどこにでも使いやすい素晴らしいフォントです。
しかし、きれいさを追求したフォントであるがゆえに個性はあまりありません。なので何か個性を出したいデザインに使用すると物足りなくなってしまいます。
上記の理由がHelveticaをおすすめする人の言い分と否定する人の言い分です。
Helveticaを否定している人もシンプルなデザインや真面目なデザインを使用とするときはHelveticaを使うのだと思います。
Helveticaを持っていない人は類似フォントとしてArialが代用として使われます。

Futura

フォント
おしゃれなサンセリフ体の代表格。
角が鋭角にとがっていたり「O」を正円に見えるように工夫したりといろんなところでおしゃれ感を演出いているこのフォントは非常に多くの媒体で使用されてる人気フォントです。
ルイヴィトンや多くのブランドのロゴにも使用されていて、デザインでサンセリフ体で迷ったらFuturaを使用しておけばある程度見映えはよくなります。
最近ではtypekitにもでてきたのでAdobeを契約している人ならだれでも使用できますが、もしそうでない人は代用フォントにCentury-gothicがあります。

Frutiger

フォント
すごくおしゃれというわけではないが、視認性をすごく重視したフォントで世界中の公共施設の看板に多く使用されている。
和文でいうと新ゴシックと同じ分野と私はとらえています。
とてもきれいで見やすく力強さを感じるフォントなのですが、有料でなかなか使えないのが悩みです。

英文フォント-セリフ体の選び方

Garamond

フォント
セリフ体に迷ったらGaramondをつかっておけば何とかなります。
Garamondはいろんなタイプがありますが私はadobeGaramondを好んで使用しています。
理由は一番癖がなく綺麗だからです。しかし日本でデザインをしているとあまりセリフ体を使うことは少ないです。
もし使う機会がありましたらGaramondも1つの選択肢として頭に入れておくとデザインがスムーズにいくかもしれません。

TRAJAN

フォント
実は私が一番好きなフォントはTRAJANです。
このフォントは古代ローマ時代に石碑に彫られていた文字を元に作られた文字なので大文字しかありません。なので小文字を打とうとすると大文字が小さくなるスモールキャップスが採用されています。
このフォントの良さはやはりかっこよさです。小文字なんて必要ないよというようなこだわりも素敵ですしとにかく文字がかっこいい。
少し癖のあるタイプなのでデザインを選ぶフォントですが、積極的に使用していきたいフォントです。
使用例として「Bottega Veneta」のロゴに使用されています。

おすすめフォントと選択方法のまとめ

今回私がよく使うフォントを重点的に紹介させていただきましたが、このフォントだけが特別すぐれているというわけではないですし、類似するフォントはたくさんあります。
なので参考の1つとして頭の片隅にいれておくとデザインをしやすくなると思います。また今回紹介したフォントはどれもとても有名なフォントなのでデザインをしていると自分の環境内に入っていることが多いフォントでもあります。
和文フォントは迷いだしたらフォント選びだけでも最初は時間がかかってしまうので、今回私が分類したように自分のパソコンに入ってるフォントがどの分類に属してるのかを把握して、デザインの方向性によってどの分類のフォントを使うかを選んでからフォント選びをすると選択しやすくなると思いますので参考にしてみてください。