日本で登山を趣味にしている人は海外旅行に行ったらどこか山に登れないだろうかと思うのではないでしょうか?
他にもエベレストを見に行きたいとかスイスの山に登りたいとかいろいろと要望はでてくると思います。
今回は世界一周旅行中に登った山について紹介していきます。
特にネパールのトレッキングツアーについて詳しく紹介していきます。



海外旅行で有名な海外のおすすめトレッキング・登山

海外のトレッキング・登山の準備

基本的に日本の登山と荷物は変わりません。現地でレンタルもできるので、日本からいろいろと持っていく必要はないですが、防寒着はしっかりしたものを持って行った方がいいです。
おすすめはセーターで標高が高くなってくると自分で体温を温めることが難しくなってきますのでなるべく熱を発してくれる暖かいセーターを持っていきましょう。
あとはダウンジャケットやレインウェアは必須なのです。レインウェアはGORE-texのものを選びましょう。ダウンジャケットに関しては登る山によって変わってきますのでケースバイケースです。
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ネパールのトレッキングについて


ネパールのトレッキングに行きたい人は多いと思います。
ネパールはいろいろと旅行をした私がおすすめの国は?と聞かれたときに必ず答えてる国です。
ネパールのおすすめポイントはやはり山があること。そしてご飯が美味しい、物価も安い、人も正直、すごしやすい、といったところがあります。
ネパールでトレッキングと言ったらエベレストトレッキングが有名ですが、ほかにアンナプルナのトレッキングなどがあります。
他にもいろいろあるのですが、私が行ったのはエベレストとアンナプルナなので、その2つのトレッキングに対して詳しく紹介していきます。
今回はトレッキング、トレッキングと言っていますが、ネパールでは6000m以上に上るときは登山、それ以下の場合はトレッキングとなるようです。

エベレストトレッキングツアー

エベレスト街道
エベレスト街道をトレッキングするこのツアーだが、最後の目的はカラパタールという丘から見るエベレスト。
よく見るエベレストの絵や写真はこのカラパタールからの景色が使われることが多く、トレッキングでエベレストを見るには一番ベストな場所。
エベレストトレッキングには大きく分けて2種類あって1つは先ほど紹介したカラパタールを目指すトレッキング。もう1つはゴーキョピークというエベレストからは少し離れた場所からエベレストを見るトレッキング。
おすすめはカラパタールで、私が行ったのもカラパタールなのでゴーキョピークに関してはあまり詳しくありません。

エベレストトレッキングツアーの概要

エベレスト街道
まず日本からネパールのカトマンズまで飛行機で行きます。
その後は日本でツアーを組んでいる場合はその内容に従えばいいですが、個人で行ってる場合はまず旅行代理店を探すところから始まります。
個人でトレッキングに行く場合には2つの選択肢があります。
1つは現地ツアーを利用する。もう1つは個人ですべて手配する。
エベレストトレッキングをする場合はトレッキングのパーミッション(許可証)が必要なのですべて個人手配の場合でもこれは旅行代理店で発行してもらうことになります。
エベレストトレッキングはカトマンズからジリという街までバスで行ってひたすら歩く方法と、カトマンズからルクラという街まで飛行機で飛んでそこからトレッキングを始める方法がありますが、基本的に飛行機でルクラに行く方法が一般的です。1つここに問題があるのですが、このルクラという街はヒマラヤ山脈にある街で気流が安定しないです。なのでこの街に強引に作ったルクラ空港は気流の関係ですぐにクローズしてしまい飛行機がなかなか離着陸ができないのです。ここに社会人が休暇を利用していくことの難しい事情の一つがあります。そして海外旅行保険の使い道もここにありますが後で話します。
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飛行機でルクラに行く方法が一般的な理由として、時間とお金の関係です。カトマンズからルクラまでは飛行機で片道1.5時間ほど。お値段は片道100米ドルくらい。ジリからルクラまで歩いた場合は片道7日くらいかかります。そしてその宿泊費や食費を考えると100米ドルくらいはかかります。なのでより時間短縮のために飛行機を使う方が一般的なのです。
エベレスト街道
ルクラについてからは高度順応をしながら街道を歩いていきます。特に険しい道はなく小さな街から小さな街に向かって歩いていく感じになります。
個人手配の場合はこのルクラでガイド兼ポーターを雇うこともできます。
エベレスト街道
最後のカラパタールに行くためには往路でルクラから8日、復路で5日の合計13日は最低かかります。
なので社会人の休暇で行くのは難しく、途中の離れたところからエベレストを見て引き返すといった内容になることが多いです。
★エベレスト街道トレッキングの詳細記事★

アンナプルナトレッキングツアーの概要

アンナプルナトレッキング
アンナプルナへのトレッキングツアーはポカラという街が起点となります。
カトマンズからポカラにバスで行ってそこからトレッキングの手配をして行くのですが、私はパーミッションと登山口まで送迎だけ依頼して後は全て一人でアンナプルナベースキャンプまで登っていきました。基本的にそんなに迷う道でもないので1人でも大丈夫です。
アンナプルナのトレッキングツアーにもいろいろとルートがあり、ベースキャンプに行くものもあればプーンヒルという丘で山々を見るなどいろいろです。
実は世界一周とかがっつり期間が取れる旅行でない限り私はネパールのトレッキングはこのプーンヒルが一番のおすすめです。
理由は日程の少なさと景色の壮大さです。
ネパールのトレッキングツアーは期間が多くかかるものが多いですが、目的地に着かないと景色はあまり期待できません。
なのでできるだけ少ない期間で、いい景色の見れるところへ行くのは短い期間で満足するコツなのです。
その点プーンヒルは往路3日、復路2日の計5日間で行けます。さらにエベレスト街道みたいに飛行機を使わないので、日程を調整しやすいです。

★アンナプルナトレッキングの詳細記事★

海外トレッキングの高山病の注意

海外トレッキングは比較的高い山に登れてしまうので高山病になりやすいです。
私の場合標高が4000mを超えたあたりから軽い頭痛はしてきます。
エベレスト街道のトレッキング(5300mくらい)に行った後に行ったアンナプルナのトレッキング(4130m)は高度順応していたので、まったく高山病の症状はでなかったです。
5000mを超えてしまうと風邪をひいて高熱が出てるような症状が常に続きます。もし吐いてしまったり耐えれない場合は無理せず下山しましょう。
エベレスト街道の時はポーター兼ガイドが最後高山病にかかってしまったので途中からは私一人で登る羽目になりましたし…。

その他の注意点

ネパールでトレッキングする場合なのですが、基本的にロッジに泊まることになります。比較的大きな町だとレストランや食堂があるのですが、宿泊するロッジで朝と夕食をとらないといけないという暗黙のルールがあるのでお値段は少し高めになりますが、ルールなのでしっかり守るようにしましょう。

無理はいけない

1回だけ危険だったなぁと思った出来事がアンナプルナベースキャンプに行ったときにありました。
私がアンナプルナのベースキャンプに行ったときはモンスーン期に入るか入らないかの時期でしたが、昼過ぎの15時くらいから毎日雷と雨が降っていました。なので晴れている早朝に出発して遅くても15時前には次の宿泊地に着かないといけませんでした。
最後のアンナプルナベースキャンプに行く日も少し朝は遅くなったものの早朝に出発し、途中のマチャプレBCに着いたときに雨と雷が降ってきました。この雨と雷は毎日振ったり収まったりで収まる時間は1時間~1時間半と決まっていました。そしてマチャプレBCからアンナプルナBCまでは地図で1時間半の予定。なので私は雷がやんだ隙に急いでいけば次の雷の前にはアンナプルナBCまでたどり着けると思い、雷が収まった隙に出発したのですが、案の定途中で雷が鳴りだしました。標高は4000mは超えていたので周りには砂利しかなく私に雷が落ちる確率がとても高く危険な状況で、アンナプルナBCが目視できるくらいから雷が激しくなってきて最後200mくらいのところでは激しく光るような状況だったので走ってロッジに駆け込んだ記憶があります。
今思うととても危険なことをしたなぁと思い、もし雷が激しくなるのがあと15分とか30分前だったら私はロッジに行くことも引き返すことも隠れることもできない状況に陥ってしまっていました。
なので山の鉄則ですが、雷が鳴る危険がせまったら焦らずロッジへ待機するべきです。素人の予測で軽率な判断はやめましょう。

そのほかのトレッキング・登山

アカテナンゴ(グァテマラ)

アカテナンゴ
グァテマラにあるアカテナンゴ山への登山は基本的にアンティグアから出発する。標高は3900mくらいで富士山より少し高いくらい。
標高が高いので山頂付近は息切れがするが無理をしなければ高山病にもならないレベル。体質にもよりますが…。
私は朝から登りましたが、昼から登って山頂付近で1泊して隣のフエゴ火山を見るツアーもあるようです。火山が好きな人はそちらの方がいいかも。でも火山は活発な時期とおとなしい時期があるので、時期によって見えるものが変わるせいでだいぶ運の要素が大事になってきそう。

チンボラソ山(エクアドル)

チンボラソ山
このチンボラソ山は一つのキャッチコピーを持っています。それが「宇宙に一番近い山」。
標高は6310mほどなのだが、地球はまん丸ではなく赤道付近が出っ張った楕円形型をしている。そのせいで赤道に近いチンボラソ山はエベレストを抜いて世界で一番宇宙に近い山になるらしい。
このチンボラソ山は難易度はとても高く、予め標高の高いところには慣れておく必要があります。拠点となるリオバンバで標高が2800m台。そこから一気に3500mくらい標高を上げないといけないが、工程は1拍2日なので何処かほかの場所で最低でも5000mくらいには登って高度順応のをしないと登頂は難しい。
さらに頂上付近にはクレパスもあり危険とのこと、クレパスがあるところに行くと危険だけど行くか?とだいたい聞かれる模様…。
登頂率はたしか1割くらいのとても難易度の高い山ですので、もし本気で登頂したいなら他の山で高度順応をしてから挑むといいと思います。

ワイナポトシ(ボリビア、6088m)


ボリビアの首都ラパス(4000m前後)からトレッキング会社にツアーを申し込んで参加するのが一般的。値段は1万円~2万円くらいで宿泊、食事、水、送迎、登山用具レンタル込み。
世界一簡単な6000m峰とか誰でも登れる6000m峰として有名。ラパスの街も4000m近くあるしウユニに行った場合もそこは富士山山頂くらいの標高なので、ある程度高度順応ができた状態から始められるのもメリットな山です。
ツアー内容は1泊2日と2泊3日とあるが値段はそんなに大きくは変わらない。もちろん1泊2日の方が少し安い。

ロライマ山(ベネヅエラ)

ロライマ山
ロライマ山は、ベネズエラ、ガイアナ、ブラジルの3つの国の国境に位置する山。標高は約2,810m、山頂が平らになっているテーブルマウンテンです。麓には標高1,000m前後の広大なギアナ高地が広がっており、上空から見ると山頂部が雲海を突き抜けどっしりと構えている様子が巨大な空母が宙を浮いているようにも見え、「陸の軍艦」とも称されまた、ネット上ではFF(ファイナルファンタジー)の世界みたいとかベヒーモスがでてきそうとかで人気です。
ちょうどギアナ高地の中心に位置するロライマ山は、大陸プレートが移動する際に火山活動や地震などの影響を受けず、陸地とも分断されているので太古の地球の姿をそのまま残しています。特に跳ねないカエルとかが有名です。
ロライマ山トレッキングの工程は5泊6日で起点となる街はサンタヘレナという街で比較的治安は悪くないですが、首都のカラカスの治安はかなり悪いことで有名です。

★中・南米登山の詳細★

キリマンジャロ(タンザニア)


キリマンジャロはアフリカ大陸の最高峰と有名ですが、拠点となるのはタンザニアのモシという街。
ルートはいろいろあるのですが、マラングルート(5泊6日)とマチャメルート(6泊7日)が有名。
標高は5,895mですが危険個所はなく登頂のためには天候と高山病さえクリアすれば比較的難しくない。
シーズンは赤道直下なのであまり季節によって変化なく一年中登っれるようですが、気候が最も安定するベストシーズンは7月~10月・12月下旬~3月とのことです。
キリマンジャロ登山の費用は高額で現地ツアーを組んでも10万円以上(チップ含む)は確実です。というのも入山料が異様に高いのです。
年々値上げをしてるキリマンジャロの入山料ですが、2018年ではUS$830との噂もあります。

★キリマンジャロ・アフリカ登山の詳細★

海外のトレッキングツアーのまとめ

なかなか日本で仕事をしながら海外の山に登ることは難しいですが、タンザニアのキリマンジャロは日本からの観光客がとても多かったです。その多くは定年後の方々でした。
標高の高い山に行くと酸素がないせいで、日本では経験をしたことがないような辛い思いをするのですが、それもいい経験ですし、日本では富士山より高い山には登れません
標高が高い山に登ると景色がよさそうと思うでしょうが、酸素が頭に十分にいきとどいていないのでそこまで頭が回りません。
しかし、日本では体験できない貴重な体験ができますし、下山して振り返ってみると凄くいい経験をしたとかいい景色が見れたと満足感は多くあります。
もし興味がある方は、休暇をとってもいいし、定年後でもいいので是非行ってみてください。やはりヒマラヤ山脈は目の前にすると凄いなぁって思います。